株式会社フジキン(フジキン)

流量コントロールバルブは、通常最小CV値は0.0001程度とされているが、当社では、独自の加工技術とノウハウの積み上げにより、CV値0.0000015の超微少流量制御を実現。又、加工が非常に困難とされていたセラミックスを長年にわたり研究した末、耐食性・耐摩耗性・耐薬品性に優れたオールファインセラミックス製バルブ「コズミックス」を開発した。他に宇宙関係では、人工衛星搭載用「遮断弁」等を開発し、信頼度予測値0.999999以上を実現。弊社モノづくりに対して2005年に第7回東大阪モノづくり大賞「金賞」を受賞、2006年には「元気なモノ作り中小企業300社」に選ばれました。また、日刊工業新聞社様等主催の「超モノづくり部品大賞」には第1回目の「モノづくり部品大賞（旧名称）」から2009年の受賞をもって6年連続賞をを頂きました。
その他、社員の資格等については、工学博士（10名）、理学博士(1名)、技術士（1名）、技術士（補）（3名）、経営学修士（3名）、中小企業診断士（1名）他国家資格者数百人取得。

　私たちフジキンは、時代のながれに対応して、創業以来さまざまなバルブを生産して来ました。
　バルブとひと口にいっても、使用目的や用途により多種多様なものがあります。フジキンがお届けしているバルブは、精密ながれ（流体）制御機器を主体とした超精密バルブ機器、つまり、宇宙ロケットをはじめ、リニアモーターカー、原子力発電、海洋開発、半導体プロセス、オプト、ケミカル、バイオプラント太陽電池・燃料電池などに欠かせない機器を生産しています。

　フジキンは、永年培ってきた高度な技術力と豊富な経験を活かし、今や超精密バルブ分野では、揺るぎない実績を築きあげたハイテク企業へと成長。たとえば、宇宙ロケットの分野ではシェア80％、半導体製造分野では70％という驚異的な数字を達成するなど、この分野では、No.1企業として着実に歩み続けています。
　あらゆる先端産業の分野を見つめる私たちは、今後、ナノテクノロジーやバイオテクノロジーなどの最先端技術を駆使した事業展開をはかってまいります。

　工場部門に於きましては、国内に大阪工場、大阪柏原事業所、筑波フジキン研究工場、大阪ハイテック研究所、東北サービスセンター、海外には、アメリカ コネチカット工場、アイルランド工場、ベトナム工場、上海中国サービスセンター、韓国サービスセンター、韓国TKSCTがあり、他にIT関連事業中心の、フジキンソフト（株）が、又、営業部門に於きましても、国内の営業体制は東京本店営業本部を初め、全国を8つのブロックに分け、26ヶ所の支店や営業所、出張所が有ります。また、国際事業統括本部では、東京・大阪事務所を拠点として7ヶ所の海外事務所があります。