東大阪市技術交流プラザ TECH PLAZA HIGASHIOSAKA
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東大阪市高井田4-21
藤嶺 社長
ADSLの爆発的な普及により
ブロードバンド
(高速大容量通信)時代は本格的に到来し、インターネットの可能性は大きく広がったと言われている。
既に遠隔医療や遠隔教育といったサービスが始まっているが、ブロードバンド時代においては、動画や音声を駆使した、まさに時と場所を超えたサービスが提供される。
こうした高速通信網が整備により、膨大な情報のやりとりが可能となるのであるが、ビジネス面では、単なる「重いコンテンツ」の提供ではなく、高速通信をいかにサービス内容に活かすかということがクローズアップされ、数多のビジネスが生まれては淘汰されている。
そのような中、ブロードバンド時代における新たな可能性を「ネットCM」に見いだす企業が「デザインルームミネ」である。
大阪産業創造舘
東大阪市には数多くの印刷業が集積しており、デザインルームミネもチラシやパッケージデザインなどを手がける企業であった。
DTP
デザインを得意としていた代表の藤嶺氏は、デザインを発注してくる企業からのオーダーがホームページに代表されるデジタルコンテンツに変わってきたこともあり、業務内容を製版中心からデザイン中心に転換しつつあったのであるが、動きのあるホームページを普及させることができれば楽しい世界になるのでは、と考え、動的コンテンツの書き換え販売事業(後に「リ・ワーク事業」と命名)を構想した。
しかし、ネットベンチャーの華やかなイメージとは裏腹に、それをビジネスとして成功させることには多くの困難が伴う。実際にデザインルームミネにも、資金面や人材面などの問題があったが、藤嶺氏が自ら「ビジネスモデルを理解してもらうことが最も難しかった」と言うように、最も大きな問題は「言っていることが相手に通じない」ということであった。結局藤嶺氏は2年もの間、ビジネスプランを持ってプレゼンに回るという日々を繰り返すこととなったのであるが、いっこうに明るい兆しは見えず、自らが描く将来像と現実のギャップに半ば失望感を感じていた。
しかし、2000年10月には転機が訪れた。自社だけではどうしても乗り越えられない壁があると感じた藤嶺氏は当時船場センタービルに居を構えていた大阪都市型産業振興センター「あきない・えーど」に活路を求めて訪れたのであるが、「新しい分野なので売りあぐねているが、良いモノを持っている」と評価されたのだ。それまで自分の考えを理解してもらえないという状況であった藤嶺氏であるが、ここで改めて自分のビジョンに自信を持ち、課題とされた営業面でのアドバイスを受けることとなる。
さらに2001年に
大阪産業創造館
がオープンした際には「カウントダウン・ラボ」に6ヶ月間入居することとなる。カウントダウン・ラボでは中小企業診断士の指導を得ながら、多くのベンチャーを志す者が起業の準備を行うというものであったが、周りを見渡せば情報交換や相談相手がいるという環境は、それまで1人で模索していた藤嶺氏にとって何よりも心強いものであり、新ビジネスの夢が実現することを実感させるものであった。
藤嶺氏はこの「カウントダウン・ラボ」で中小企業診断士によって設定された課題を積極的に消化し、「リ・ワーク事業」を「構想〜模索」という段階から「実行レベル」にまで移すことができた。
ブロードバンド時代を迎え、各業界・業態は大きな変化を遂げようとしている。
製造業でいえば、これまでは表現できなかった製品のイメージや実際の画像など、3Dや360°画像などで実物を手に取るように見られ、商品企画だけでなく試作や広告などあらゆる面でモノづくりが変化すると言われている。
ブロードバンド時代への過渡期である現段階ではまだ動画や3D、360°画像はそのデータ量や制作コスト・納期のため敬遠されることも多いが、藤嶺氏は「通信環境が高速道路になれば、そこで走るクルマは普通の車だけでなくて、スポーツカーもあった方がいいじゃないですか。また、コストについても既に作成してある画像を組み合わせたり、修正したりして使うことで大幅に圧縮できるんですよ。」と動的コンテンツの将来性に自信を見せる。
「リ・ワーク事業」はインターネットが普及し始める前から構想されていたのであるが、ようやく時代がその構想に追いつきつつあると言える。「リ・ワーク事業」の基礎をなすのは、藤嶺氏がコツコツ作成してきた250にも及ぶ動的コンテンツ。現在も増え続けるこのコンテンツは驚異的な低価格と短納期を可能としているのであるが、これはブロードバンド時代におけるコンテンツ構成方法の1つの形を示していると言えるだろう。
生まれては淘汰されるというベンチャービジネス分野であるが、デザインルームミネの挑戦が注目される。
1.
クレヨンにカーソルをあわせて色を選択してください。
2.
ロケットのパーツを選択して色を塗ってください。すべてのパーツに色を塗るとロケットが発射します。
3.
コントロールノブをクリックするとデザインルームミネのHPへジャンプします。
[追記]
デザインルームミネでは、「リ・ワーク事業」の営業展開の中で、「いてまえボーセン」という近鉄バッファローズの応援グッズを企画したのであるが、3月16日より販売を開始し、好評だという。「リ・ワーク事業」とは異なるこの応援グッズの展開をみても、「ビジネスモデルを人に理解してもらう」ということに開眼しつつある現在の藤嶺氏をあらわしているだろう。
■いてまえボーセン
「いてまえボーセン」は大阪ドーム横「パ・ドゥ」内の「ショップ バフィ TEL:06-6584-0034」での取扱いとなります。