畑ダイカスト工業株式会社(ハタダイカストコウギョウ)

畑ダイカスト工業株式会社について
当社は、昭和４８年１月に先代の畑冨博が創業し、鋳造方法のひとつであるダイカストの中でも、「亜鉛ダイカスト」を主に手掛ける製造企業です。
平成２９年度９月に２代目となる長男へ事業承継を実施しており、主な事業内容は建築・自動車部材における亜鉛製品の製造となっています。

■当社の強み
経済産業省の工業統計調査によると、当社が該当する「2354：非鉄金属ダイカスト製造業（アルミニウム・同合金ダイカストを除く）」は、全国で2011年に159事業者であったものが、5年後の2016年には139事業者へと大きく減少しています。この要因は、同業者の8割以上が30人未満の小規模な企業であり、後継者がいない事業者が多く廃業しているところが多いからだと推測されます。
今後もこの傾向は続くと考えられ、今まで加工をしていた所が廃業した発注先は、技術力のある新たなダイカスト事業者を探す必要が出てきます。
当社では、早くからの若手技術者の登用に加え、積極的な技術継承により問題なくお客様への品質保証も継続してお約束できる点が強みです。
代表の世代交代も終わり従業員が若い当社は残存者利益を目指していけるものと自負しております。

当社における亜鉛ダイカストの強み

工場内風景
当社では、大物から０．０３ミリを誤差範囲とした超高精密小型部品の生産も可能で、実に様々で高精密な形状を鋳造のみで作り出せるのが大きな強みになります。
他社様でお断りするような商品も、長年の経験を活かし、挑戦して行くのが弊社の持ち味で、各方面のお客様から当社を選んでいただいている理由でもあります。

その理由としては…

■保有機械の豊富さ
他社様と比べダイカストマシンが８台あり保有マシンは最大１００ｔから５０ｔ、２５ｔそして最少は、５ｔと幅広く対応が可能な事

■金型設計段階からの後処理の削減
技術継承が済んでいるため、長年培ってきた技術を蓄積してきた事を元に金型設計の段階からより良いものをしかも後加工をできるだけ減らす事に注力し達成ししています。

そのことについては、我々は日本一だと自信を持っています。

また東は関東地方から西は宮崎まで高度な技術を持っている協力業者があり、弊社鋳造スタッフと連携しお客様のご要望に全力で応えています。

主な生産品は、自動車の部品や住宅用の建築金物等の大物加工から、超精密部品であるエンジン 内部のシリンダーの加工まで多岐にわたります。
先代の個人事業から数え、創業４３年に亘るノウハウを活用し、安定した生産体制は、最終顧客である自動車メーカー・ハウスメーカーに納品する部材として提供され、ダイカスト業者の厳しい生存競争にも生き残ってきました。

２００６年　　ＩＳＯ９００１取得
２０１８年　　大阪の元気なものづくり企業　匠　認定
　　　　　　　経営力向上計画取得