更新日:2023年09月14日
モノづくりのまち東大阪の特徴
東大阪市がモノづくりに強い3つの理由
全国トップクラスの工場数による多様な産業
東大阪市の工場は事業所数で約5,500と、全国でもトップクラスです。全国の主要都市の中でも事業所密度が高く、基盤技術が集積されている地域特性から、多種多様な製品が生産されています。「何でもつくれる東大阪」「何でもそろう東大阪」と国内外から高い評価を得ています。
東大阪独自の企業ネットワーク
東大阪市の製造業は、大企業との系列をもたない企業が約9割と、多くを占めているのが特徴です。企業城下町でよく見られる、系列によるピラミッド構造とは異なり、近隣の協力工場との多彩なネットワークを構築しています。
有機的な分業システムを形成することで、各企業がそれぞれの専門分野に特化し、他社と差別化した独自の技術を向上させてきました。自社のオリジナル製品を手掛ける企業も多く、高度な技術と企業ネットワークで、高品質な製品の製造を実現しています。

少数の大企業と系列会社で構成されています。

東大阪市の企業は、大企業との系列をもたない企業が約9割。多くの中核企業が、近隣の協力工場と縦横のネットワークでつながっています。
中小企業の技術力を結集して打ち上げに成功した人工衛星「まいど1号」は、優れた技術力を持つ町工場のネットワークを活かした代表的な事例です。
東大阪独自の企業ネットワークを活かして、共同受注グループを形成する取組みに積極的な企業が多く、多彩な連携が進んでいます。
デザインとテクノロジーの融合

東大阪市では、世界的工業デザイナーの喜多俊之氏をデザインクリエイティブアドバイザーに迎え、機能性とデザイン性を兼ね備えた製品づくりを進めています。
国際見本市「LIVING&DESIGHN」への出展をはじめ、数々のデザイン賞を受賞するなどの成果を上げています。
様々なシーンで活躍する、東大阪のモノづくり

厳しい基準をクリアした「東大阪ブランド」
モノづくりの町、東大阪の選りすぐり製品の証
この町で生まれ、「オンリー1」「ナンバー1」「プラスアルファ」の3つの基準を満たす、厳しい審査をクリアした製品にのみ与えられる称号。
それが「東大阪ブランド」です。

社会を支えるモノづくり
身近で重要なところにも、東大阪の製品が使われています。
東京スカイツリーをはじめ、新幹線や航空機など、精密な技術が要求される場所でも、東大阪で作られた製品が活躍しています。安心・安全にかかわるプロジェクトに関われるのは、様々な業界から信頼される東大阪だからこそ。より良い未来のため、モノづくりを通じて社会に貢献しています。

世界で活躍するモノづくり
オリンピックの舞台でも活躍する製品を作っています
有害な紫外線から目を保護する強固で安全なスポーツ用サングラスや、曇り止め効果の高いスイミングゴーグル、軽量ながらも高剛性を実現した自転車競技用ヘルメットなど。スポーツのシーンでも、東大阪で作られた製品が、国内のみならず、世界の舞台でも活躍しています。