更新日:2017年03月10日

酸洗

熱間圧延された金属製品を熱処理すると、表面にスケール(scale)と呼ばれる、酸化皮膜が付く。このスケールやなどの、金属表面に付いた酸化物を除去するため、酸溶液中に比較的長い時間浸けて表面を清浄にする方法を酸洗という。
  酸洗は、その後の工程(冷間圧延など)の前処理として行われるが、酸洗後良く水洗浄して製品とされる場合もある。
  また、めっきや蒸着工程前の下地処理として、金属表面の酸化物除去のため酸洗を行う場合もある。 

酸洗

適している分野・使用事例

鋼の錆・スケール除去、めっき・蒸着前の下地処理。